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大阪>シカゴ('94)>シアトル('95~ )
シアトルの夜はグーグー眠る。シアトル在住というくくりだけで、Seattleit(シアトライト・シアトル人)とは呼ばれたくないです。勝手に命名:Nirvaneseと呼んでください。なぜならシアトルは全米で自殺率がトップクラスなんです。哲学者なんですよ、みなさん。なんて洗練された街なんでしょうか。曇りのち雨・お陽さんちょこっとのぼります。
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木を切ろうと思ったがやんぴ。軽めに書の修復。この半紙に手をつけるのは今年の1月以来。ショウではがすときに端っこが無残にも破れたため、(自分の好きなやつに限ってぼろぼろ)それの修復。半紙の破れたところ修正するのに少しばかり抵抗があった。半紙は完璧であらなければならない。修正したのは価値が下がる。上手いことカットしたほうがいいんとちゃうか?んもーいらいらする。余計にバリっといってもた。ああやこうや思っても、どーでもええやんかいさ!それもまた味がでてええ。「お宝」じゃあるまいし「鑑定」されるわけでもないし、どうでもええ。セカンドライフの始まりよ。わざと破いたんですよ!

終わって、お隣さんのところへお邪魔。今日もあらたなる彫刻をクローゼットから引き出してくる彼。ほこりまみれ。クローゼットに埋もれている彼。10分後出てこなかったら救出お願いと。でてきました凄いものが。彼が19才の時に創ったものだが、10年たった今でも生きている。首から上の自分の顔らしいが・・・どうもメキシコ人である。ちなみに彼は白人。名前は「ペドロ」と命名した。空をしっかりとみつめ、涙を流している。空をみつめているが自分をみつめている自問自答の顔。モアイ像じゃないけど、メキシコの山の麓の仮面じゃないけど、そんな古代の神秘的なものを感じる。

「売るとしたらいくらで売る?」とさぐり。「10ドルで。」「それはない!」「12で」「もっとにきまってんやん!」「んじゃ7000ドルで」全部本音やと思う。「売るつもりでつくったんじゃないからね。完璧じゃないから。」完璧なんてないんよねえ絶対に。人がなんやかんや言うても満足でけへんのがアーティストじゃないの?満足したらおしまいね。でも、そうやねんなぁ~値段つけるのってほんま難しい。私も人のアートに対しては強気やけど、自分のもんになると「あげるわ」やからなぁ~。掛け軸にしても「$20で」って言うてまう私。(それはその人と何時間も一緒に過ごしたあかつきの、その人柄プラスそのアートが好きだったとうのも含めての結果)「んな分けはない」「じゃあ30で」お金もらうときもその人さりげなく「35」にしてたけど「5ドル」返したもん私。ああやんなっちゃうね、この性格。でも売るために創ったんじゃないからさぁ~~~。っていうか作品は帰ってきてほしくない。私その作品好きやったけど、長い間その存在すらも忘れてましたから。そういうもんよ。

そんでもカフェとかあんまり好きじゃないアートショウだと小さいものは$50から始まって、$1000とか最高は$3000とか言っちゃう私。強気というか投げやり。そんなんちゃうねんけど、そうせなあかん雰囲気を感じたり。なんかわからん眼に観えヘン闘いを感じる。作品創って後はアートディーラーにお任せしたい感じもするが・・・。お店とかに飾ってある小さい作品で$120する。私的には$50でなんとか売れるんじゃない?って感じやけど、値段をつける、それを創った本人は「もっと価値がある!」と思ってしまう。私もそうやった、そしてまだそういう感じも残ってる。どんなけ時間かかったかの問題になってくるととんでもない値段になる。そして勿論売れない。その作品もずっと永遠とそこにあるのだが。。。売れてない。悲しい。

こないだのアートショウでしりあった人から電話あり。すでにこの人とは値段交渉済み。やりやすかった。自分でも好きな作品、でも自分の手元においててもほんまゴミ同然。「お宝」じゃないから。ほんまに置いときたいものはまずShowなんかにだせへんし、だしても勿論誰も買わないであろうという値段をつける。好きは好きでもあきたら出すかもしらんし。人にあげるかもしらんし。(誕生日おめでとうかなんかで)作品いろいろ創ったものの、その後わざわざ取り出してみることはなし。昔なら「どこにもいかないでおくれ」で大切やったけど今なんて「はよ出て行ってくれ」で物置に閉まったまま。うちの壁にも部屋にも限度がある。君たちがいなくなったこの部屋はなんて広々としてるんだというのを、かつて一度知ってしまった。もお君たちをかくまってやれない。お行きなさい。

売れるまで次のものは創らない・・・それは私の肉体が厳しいでしょう。私は労働者ですから。明日は木をきるのか?釘をうつのか?そろそろ肉体的にウズウズ。

今日のお隣さんの名言「I think you wanna kiss me」そして最終的には「I bet you wanna kiss me」に。英語と日本語の違い。彼が私にキスをしたいのだ。でもその判断は私に任せるみたいな。。。お隣さんよごめんちゃい。あなたの左腕の聖母マリアにキスしときなさい。
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(C)楽しくないことやらない派 ブログ管理者 びえん
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