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大阪>シカゴ('94)>シアトル('95~ )
シアトルの夜はグーグー眠る。シアトル在住というくくりだけで、Seattleit(シアトライト・シアトル人)とは呼ばれたくないです。勝手に命名:Nirvaneseと呼んでください。なぜならシアトルは全米で自殺率がトップクラスなんです。哲学者なんですよ、みなさん。なんて洗練された街なんでしょうか。曇りのち雨・お陽さんちょこっとのぼります。
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■前からいらついてた。私のイラストは色鉛筆で塗るわけなんやけど、最悪出来の悪い色鉛筆をひいてしまったのか、色鉛筆の芯がよくおれる。ええ感じで塗ってんのにカックン。私もしつこく芯を元に入れなおして再び折れないように力の加減をみて塗る。でも今度は反対側の鉛筆の木まで崩壊。絶体絶命で鉛筆削り行き。各色3本づつ用意してるものの、それでも全部折れやがると(特に赤)「いざ鎌倉・いざ勝負」で決戦の時が否応無く訪れる。のぼりも立てて、ほら貝も吹いて、悪魔よけの音頭が流れ、いざ出陣。

この際いい加減、芯のない色鉛筆ばっかり集めて、なんやったら丸まってるノン全部、なんやったら全てピンピンに尖らしてやろうと思って始めた鉛筆削り(byDAISO)修行。ツルンツルンすべりまくり。気持ち力を上気味に刃にあたるような感じで削っていく。なんだか腕の筋肉がすでに痛いです。なんかの嫌がらせでワックスでも塗ってんとちゃうかっちゅうくらいサラッと見事に鉛筆空回り。あれッ?そら確かに折れへんように気つかいながら削ってるけど、どうみてもまるっこいままでしょ。なんやったら芯の周りの木はぼろぼろ。そして見た目が醜い。

色鉛筆はこんなもんと思ってた。色鉛筆ばっかり疑ってた。鉛筆削りが悪いとは思わなんだ。信じきってたから一生懸命にクルクル色鉛筆を回し続けた、その数大方50本。終盤には水膨れできそうな感じで休憩多し。色鉛筆でこんなにもつらい気持ちにさせられるのか。黙々と削る。ヒシヒシとスースー削る。空回りの色鉛筆。力を込めて、さらに気を使いながら削る色鉛筆。色鉛筆ってこんなに力が要ったものなのか。自分との戦い。ひたすら削る。

余談やけど、色鉛筆は力いるよ、いるいる。私の色鉛筆の塗り方めっちゃ力込めて塗るもん。塗り倒すもん。ギャーって。人は「クレヨン」って思うくらい塗るよ。だから終わるころには腕がだるい。もお紙の表面色鉛筆の芯でつるつる。

話し戻って、なんかイラスト塗りにはりきれない。イラスト描く→色鉛筆で色ぬり→芯折れる→鉛筆削り→昨日の古傷が痛む→力いっぱい削れない→ピンピンじゃない→線からはみでる(別にこれはどうでもええねんけど)なんしか一番いやなんが色鉛筆を削る作業。カッターで削った方が早いっちゅうねん。ついでにお米も鍋で炊いたろかっちゅうねん。

ジャスティンに鉛筆削りを貸してもらう(私があげたやつを返してもらおう作戦)。いつもの感じで力加減を見ながら、なぜか疑いながら削る。ん?手ごたえが違う。サクサク削れる感じ。緊張して取り出す。ううううぉーーー!凄い凄いなんじゃこりゃーーー!ピンピン。凶器。カミサマァ~。感動。美しい仕上がり。99セントのこんななんてことないダサくそして中途半端なサイズの鉛筆削りがいい。私、見た目で判断してたわ。ごめんなさい。鉛筆削りはええモン選べって私の遺言。そして煩悩がしゃしゃりでまくりで、クリスマスか誕生日には「電気鉛筆削り機」がほしいですと密かにお祈りはじめました。

それにしてもこんな立派な色鉛筆の芯の尖がり方ってば、私そういうの完璧忘れてた。人生の大事なこと忘れてた。昔のあの頃みたいに。尖ってる君がいい。懐かしいその尖り。はじめまして・こんにちわ。どうぞよろしく・こちらこそ。そしてこみ上げる申し訳の無さ。色鉛筆に罪はなかったのね。すぐに色鉛筆のせいにするなんて。色鉛筆の気持ちを分かってなかったわ。拙い者と書いて拙者。拙者は未熟者。嗚呼愚徹。

っていうか、なによいままでのあの鉛筆削りったら。あの時のあの私の力の入れ具合をどうしてくれよう。今の鉛筆削りは削れ過ぎるくらい絶好調。2,3回まわすだけでピンピン。なにこれ芯世代、ものすごい楽チン。鉛筆削りが楽しいじゃない。今までのがんばりが報われたわ~。楽を知るには先に苦を知れ。明日のサンクスギヴィングにぴったりです。こういう感謝の気持ち忘れないように。

今日からまたイラスト塗り塗りが楽しみだわ。とことん塗りたくってやる。こうして凶器で狂気が出来上がる。

♪Check it out, watch me move, watch me move like my juke♪

■芋8日目。
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