スーツケース。

もおすぐ日本に帰国。１２年前のスーツケースは眩しいくらいのオレンジ。ええ感じにボコボコに壊れ、コロコロがひん曲がって歩くときも全然違う方向向いて進みよる。ほかすのはもったいないと妹がひきとった。それで私は新たなスーツケースを３年前の帰国の時に買いなおした。紺色。

そんなこんなでスーツケース久々に引っ張り出した。昔描いた落書きやら白々しいステッカーにあきたので、いらん事と始めてしまった。ステッカー全部さようなら。白のマーカーで落書きしてたため、なんとなく除光液で消す。うわ～煙みたいにまっちろ。やってもた～。これは格好悪い。どうにかせな。

Gessoでとりあえずカバー。意味なし。あわててペーパータオルでふき取る。うわ～、もおめちゃくちゃや～。なんやわからんけど、Windexで磨き出す。手遅れ。♪でも・どうにもならない・この思い！♪（ユニコーン・人生は上々だ）父・母・家族の白い目が～。これは真剣に落書きしなおさなければ。ペインティング開始。まずは下塗りをがんばる。なかなかセーフ。２・３ど塗り。まぁOK。私のスーツケースはもはや「２個一」のよう。両面の色が違う。どうしてくれよう、このスーツケース。まだ一回しか使ってないのに。こんなスーツケース、誰もとらないし、誰も間違えない。甥っ子と姪っ子は喜んでくれるだろう。

今から色塗り。結構いい感じで不思議な絵。意味があるのか無いのか。一時はほんまにやばいと思ったけど、今は裏面もペインティングする予定。まじで友達に借りようとすら考えた。一人でちょっとふてくされ。そうそう、この「やってもた～」「こんなんせんかったらよかった～」ってのは、無い話しで、どうにでもよくなること私知ってます。それがあるときは後々の満足度は高い。しめしめ。諦めないこと。投げ出さないこと。無心でやること。凄いものを作ろうとはおもわないこと。なんでもええねん。絵を描くんじゃなくって、ただ線を引いてますに集中。

さてと、色塗り開始。ごめんロブ太郎。私こんなスーツケース平気で喜んで持っちゃうから。エアポートまでのお付き合いよろしくお願いします。帰国まで後５日。