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大阪>シカゴ('94)>シアトル('95~ )
シアトルの夜はグーグー眠る。シアトル在住というくくりだけで、Seattleit(シアトライト・シアトル人)とは呼ばれたくないです。勝手に命名:Nirvaneseと呼んでください。なぜならシアトルは全米で自殺率がトップクラスなんです。哲学者なんですよ、みなさん。なんて洗練された街なんでしょうか。曇りのち雨・お陽さんちょこっとのぼります。
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朝一発目の空がよかった。東の方は黄色っぽくとても柔らかな光り、上を見上げると水色の空に流れる白雲。気持ちがいい。

と、いうことで今日はSeattle Art Museumのグランドオープニングデー。別に待ちに待ったということでもなく、朝のNEWSでやっていたので「ああそうかそうか今日やったんや」といった具合。勿論フリー。通常は13ドル。高い!そんなに出す価値はあるのか。

と、いうことでSAMに着く。SAM自体には興味はないが、最近は具象画にも興味があり、それはそれは大きな成長だと自分でも思う。アボリジナルはよかった。細かい。私の絵とかぶっている。おどろきはない。浮世絵には額の前に布がかかっており一瞬「春画」かと思ったが、普通の浮世絵だった。

いろんな不思議を感じる。アフリカの彫刻なのに太陽の塔。太陽の塔は女なのかもしれない。アフリカの布の模様がセンベイ布団に見える。いろんなマスク、その中に日本人の知り合い数名の顔がいた。アフリカの野獣がなまはげ。その他いろいろ。世界は一つだ。(ネイティブアメリカンの籠の模様とか)

いかにもな美術館でそんなに素晴らしいとは思わない。それでもよくがんばった方だと思う。まぁいろいろ勉強になったのは確かやからOK.でも120%満足じゃないよなぁ。

ナンやかんやで、計5時間。そんなもんだ。その後友達が働いてるカフェへ。SAMの目の前。眠たいしお腹すいてるし美味しい彼女特製のアイスラテを食べるように飲んだ。4時間居た。仕事が終わったらSAMへ行くとのこと。すでに入り口の上に飾ってある「フォードの車から光線」に物言い。ほんまほんま、なんやねんあれ。オロセ。
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