夢うつつ

今日もずっと昨日みた竹之内敦志さんの舞踏を思いだしては、不思議な気分でいます。
舞台中も夢うつつ状態で観てましたし。
彼の舞踏をみて「ひょっとしたら私にもできるんじゃないか」という錯覚に陥りました。
はい、家でやっちゃいましたが。
楽しんですよ、なんだか。
ほんとに楽しんで踊ってるんだなぁって心があってね。

舞台外と舞台のあのギャップ。
「さっきと全然ちゃうやん！！！」
集中力の切り替えのすごさ。
「さっきまでうろちょろしてたやん！！」
ほんとほんといい人でまいっちゃう。

私たちのパフォーマンスの後、一緒にシアトル高野山の鐘をにおってくれてどうもありがとう。
思わず引き止めて言ってしまった。
「ちょっとこれ匂ってくださいよ！」
１９７５年に日本から送られてきた鐘。
お香のにおいがしみついた鐘。
「ああ～幸せ、いい匂いでしょう～。」
まるで自分のもののように自慢。

昨夜前半の舞踏ピースはもお、はっきりいって忘れた。
それでいい・それでいい。
敦志さんの物ホン、それだけは忘れない。
人生の方向性が変わってしまった。

影響されやすい人間です私は。