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大阪>シカゴ('94)>シアトル('95~ )
シアトルの夜はグーグー眠る。シアトル在住というくくりだけで、Seattleit(シアトライト・シアトル人)とは呼ばれたくないです。勝手に命名:Nirvaneseと呼んでください。なぜならシアトルは全米で自殺率がトップクラスなんです。哲学者なんですよ、みなさん。なんて洗練された街なんでしょうか。曇りのち雨・お陽さんちょこっとのぼります。
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今日めっちゃびびったわ。なんか怖かったわ。
飢鬼っていうの?(悪魔でも私の妄想でいうなれば)

今日はプライサー(服に値段つける人)担当やったけども、私があまりにも嫌いすぎというオーラがでてるんでしょうか、がっかりしてる態度が大いに現れて過ぎるんでしょうか、な・な・なんと、今日はバックストッカーの仕事に回されたのです。

このバックストッカーというのは1人で黙々できる仕事で楽しいんですよ。ダンボール満タンに入った服があって、ソレを取り出して・仕分けて・ハンガーかけて、色分け・サイズ分けしてフロントへ出す準備をするの担当。このバックストッカーには1人のスペースが設けられます。

まず初めに置かれてたダンボールは2箱。私は前にこのバックストッキングを少し経験してます。なんかいらつくのよ、これ。一々取ってはハンガーにかけて、サイズみて色分けてそれぞれのカテゴリーにまた分けて。みんな大概はそうやってる。そしてまた私もそう教わった。ほんまチンタラチンタラなんかトロイ。今日は数ヶ月ぶりのバックストッカー。リベンジ。ゴ~ング!

私はまず1つのダンボールを空にした。そしてそれをテーブル代わりに使って、溜め込む。積み上げていく。まとめてドーンの方式。また、これが早いんですわ。2箱終わって、マネジャーに報告にいったら「え@@!もお!」「そうや。服足れへん。ダンボールどれ?」私がこんなにも頑張る理由はただひとつ。楽しいわ、これは。なんていうんですかねぇ~、1人のスペース、1人のルール、箱おわらしたんねん!っていうやる気。なんつっても私のセクションはいろんな人が通るので、ひょこっと挨拶ができる。自慢のダンボールテーブルを披露するとか、テレビの話しとか、どうでもいい話しを吹っかけることができる。

で、バックストックは孤独な仕事で(だいたいは隅っこでする作業)、ある意味暗い作業で、島には入ってくるなじゃないけれど、専用のハンガーラック(棚)が与えられます。で、私はそのハンガーラック(4段)をパーフェクトに自分の好みのように並べるのがすきなんですが、何が一番素敵かというと、透明のハンガー。それが一列に並ぶとかなりの魅惑的。機嫌よく服にハンガーをかけて、MYダンボールテーブルに置こうとして向こうを向いた瞬間の出来事に事件が起こったのです!

ガラガラガラ。

「はっこの音は!」即座に振り返る私。リナ(フィリピン人のおばちゃん)が私のパーフェクトハンガーラックを引きずって自分のとこまで持って行こうとしてるのです!うわ、なにこいつ。咄嗟の言葉。「私これいるんです!(I NEED THIS!)」するとくるっと振り返ってリナが私に向かっておもっきり手振ってきた。むっちゃ怖かった。怖さをふりきるために「I NEED THIS!」大きく開かれた両手で両端のハンガーを掴もうとするリナ。な・な・なんやねん@@;I NEED THISっていうてるやないか。意味がわからん。リナなんかいうテル。リナその両手で案の定私の両端のハンガー奪っていった。「はぁ???」今さっき、私「INEEDTHIS!」っていうたのにも関わらず奪われた。目の当たりにした風景は直撃すぎた。沈黙の後の叫び。「なんで取ってんのよ!!?」なんかもお、フィリピンみたような気がした。

でもフィリピンで育ったリナのことや、今の仕事の担当のストレスとか、わざとしたんじゃないってことも分ってるし、レース編みの糸かってくれたこととか、いろんな事思ったら、別にあんなの「蚊にかまれたぐらい」のこと。フィリピーナのローナがフィリピン語で説明しようとしてたけど、リナさっさと消えて行った。ローナがやっぱり優しいと思った。だからリナのことはその時点でカコのひとコマになった。

そやけど、あれはホンマに怖かった。
現実に戻るまで3秒かかった。
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