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大阪>シカゴ('94)>シアトル('95~ )
シアトルの夜はグーグー眠る。シアトル在住というくくりだけで、Seattleit(シアトライト・シアトル人)とは呼ばれたくないです。勝手に命名:Nirvaneseと呼んでください。なぜならシアトルは全米で自殺率がトップクラスなんです。哲学者なんですよ、みなさん。なんて洗練された街なんでしょうか。曇りのち雨・お陽さんちょこっとのぼります。
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デートナイトミッション:ディナーの後にアクティビティ:スポーツ観戦。

シアトル・サンダーバード、略してT-Birds行ってきた。アイスホッケー。突然ジャスティンがチケット渡すから・・・今日じゃないと思ってたら今日やった。私の格好めっちゃカジュアルフライデーでよかったわ。手ぶら。場所はKey Arena。徒歩10分。いつものメッカから3分もない、すぐそこでよかったわ。来年はもおキーアリーナがなくなるかもしらんから。シアトルからさよならやから。今シーズン最後のゲームINシアトル。

アイスホッケーのルールも全然知らんし、まぁルールはどうでもいいねん、要は雰囲気を味わおうってことで。でもでも私にはこのアイスホッケーグループが一体何者かいまいち飲み込めてなかった。ニュースとかで聞いたことある、この名前。アイスホッケーのチームやとは知らなんだ。サッカーぐらいだろうと思ってた。んじゃサッカーは何よ?知らんけど。ああ、もおめっちゃ、ひっかかりっぱなし。私が始終思いこんでたのはよく日曜のテレビとかで見るNHLのなんかと思ってた。でもそのNHLという言葉すら思い浮かんでこーへんから、え~~~なんて説明したらいいの~。なんか空席目立つし、あれ?野球とかバスケとかそんなんじゃないの?盛り上がってるのこれ?有名なんじゃないのこれ?なんかライトは凄いまぶしくていいんやけど、なんか色薄いみたいな。灰色みたいな。なんかそんな熱気ムンムンさがない。ローカルアマチュアリーグとか?私は思い切ってジャスティンに聞いてみた。「これってプロフェッショナル?それとも高校生?」

もぉジャスティンの説明がなんかちょっと苦しい。「プロみたいな感じやけど、高校生も中にはいて、給料は5万くらいで、それぞれ住み込みで大学通ったりして・・・」え、何そのめっちゃ詳しい私生活事情。調べてみた。The Seattle Thunderbirds are a junior ice hockey team in Seattle, Washington that belongs to the Western Hockey League.

Thunderbirds略してT-birds。私はずっとSEA-BIRDSと呼んでいた。海の鳥ぁぁ・・・ええやんなんか・・・SEA-BIRDS。自分の妄想にハッとしてジャスティンに確かめた。「SEAかTかどっち?Tやったら何のTなん?」そこはジャスティンの説明クリアー。なるへそね。サンダーバードね。だからネイティブアメリカンの羽つけてんのね。

怖いね、アイスホッケーって。あの容赦なしのぶつかり合いも凄いけど、私が怖いと思ったのは、入れ代わり立ち代りが早いこと。入れ代わるときの感覚がしいていうなら、昔実家のお風呂場の脱衣所で子蜘蛛を抱えた馬鹿でかい、みたこともない母蜘蛛と遭遇したトキのこと。服があたったのか何かの瞬間で子蜘蛛が母蜘蛛のお腹から一斉にウワァ~~~んと外へと散らばった。四方八方に散らばった。きれい・・・。壁は見る見るうちに子蜘蛛で埋め尽くされていく。旅立ちの時。す・す・す・・・ごすぎる。今がその時・・・?私立ち会えてる。どんどんお腹から出てくる出てくる。我に戻ってこっわぁ~~~。そんな感じ。びっくりしすぎて確かその後フマキラーかなんかオモッキリかけまくったような。もちろんある程度の子蜘蛛はころした。母蜘蛛も多分殺した。どうしろって言うのよ、あんな状況。

話戻ってアイスホッケー、ゴーリー入れて5人。変わるのはゴーリー以外の4人。いちいちバスケや野球みたいにアナウンスなし。ウワ~ってベンチからでてくる。アイスホッケーの場所って結構狭いのにもびっくりやし、互いのチームが横同士で透明のボードで遮られてるだけ。「話聞こえたらまずいやん」ペナルティ・シート・隔離部屋みたいなのもある。アイスホッケーの楽しみはファイティング。私の隣のおっちゃんの叫び。「喧嘩なんて止めるな、そのまま続けさせろ!」みんなそれがみたい。

久しぶりのキーアリーナの中なのでうろうろ鑑賞。なかなかSAMよりもいい写真かざってんじゃない。試合は延長戦あり、サドンデスONE ON ONE対決ありで最後の最後で負けたけど、なんか面白かった。また行こうと計画している。

裏話:
ジャスティンがアイスホッケーのチケット買ってるときに、ニューズのインタビューにつかまった。夕方5じ、6じ、夜の11時と流れた。
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