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***下の方に記事があります***


大阪>シカゴ('94)>シアトル('95~ )
シアトルの夜はグーグー眠る。シアトル在住というくくりだけで、Seattleit(シアトライト・シアトル人)とは呼ばれたくないです。勝手に命名:Nirvaneseと呼んでください。なぜならシアトルは全米で自殺率がトップクラスなんです。哲学者なんですよ、みなさん。なんて洗練された街なんでしょうか。曇りのち雨・お陽さんちょこっとのぼります。
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なんとなくテキトーに全力・前進
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いろんなアイディアがそれぞれの方向に散らばってて、それがグーっと一つの場所に集まった時の嬉しさったらない。今日こそは木を切ろうと思っていた。ところがどっこい、木をあわせているうちに。Grrrrr・閃いた!いきなり新聞紙で人間の形を作り出す。テープでがんじがらめ。昔アルミホイルでよく作った「蜘蛛」を思いだす。アルミホイルだ!部屋を飛び出す。階段も3段飛ばしで下りるくらいの勢いでスーパーマーケットへダッシュ。アイディアをゲットしたが最後、いろなものみてもそのアイディアに結びついて、もおそれしかみえへんくなる。アイディアが消えないうちに帰ってきて速攻仕上げる。テスト作品なかなかいいじゃない。ついでに人からもらったネックレスもつけてみる。儀式。「マリア」と命名。BGMは勿論♪阿部・マリア♪天井につけてみる。どさっと落ちるマリア。うわ~マリアが~。いきなりのアクシデント。でも大丈夫。マリアの身体はばらばらにはなりませんでした。そしてそんなマリアに更に愛情がわく。くるくると紐をねじる。離すとくるくると宙を舞ってるみたい。アホくさくっておもわず笑ってしまう。タイトルは「フライング・マリア」

ウェブページのトップデザインを少々かえてみた。
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木を切ろうと思ったがやんぴ。軽めに書の修復。この半紙に手をつけるのは今年の1月以来。ショウではがすときに端っこが無残にも破れたため、(自分の好きなやつに限ってぼろぼろ)それの修復。半紙の破れたところ修正するのに少しばかり抵抗があった。半紙は完璧であらなければならない。修正したのは価値が下がる。上手いことカットしたほうがいいんとちゃうか?んもーいらいらする。余計にバリっといってもた。ああやこうや思っても、どーでもええやんかいさ!それもまた味がでてええ。「お宝」じゃあるまいし「鑑定」されるわけでもないし、どうでもええ。セカンドライフの始まりよ。わざと破いたんですよ!

終わって、お隣さんのところへお邪魔。今日もあらたなる彫刻をクローゼットから引き出してくる彼。ほこりまみれ。クローゼットに埋もれている彼。10分後出てこなかったら救出お願いと。でてきました凄いものが。彼が19才の時に創ったものだが、10年たった今でも生きている。首から上の自分の顔らしいが・・・どうもメキシコ人である。ちなみに彼は白人。名前は「ペドロ」と命名した。空をしっかりとみつめ、涙を流している。空をみつめているが自分をみつめている自問自答の顔。モアイ像じゃないけど、メキシコの山の麓の仮面じゃないけど、そんな古代の神秘的なものを感じる。

「売るとしたらいくらで売る?」とさぐり。「10ドルで。」「それはない!」「12で」「もっとにきまってんやん!」「んじゃ7000ドルで」全部本音やと思う。「売るつもりでつくったんじゃないからね。完璧じゃないから。」完璧なんてないんよねえ絶対に。人がなんやかんや言うても満足でけへんのがアーティストじゃないの?満足したらおしまいね。でも、そうやねんなぁ~値段つけるのってほんま難しい。私も人のアートに対しては強気やけど、自分のもんになると「あげるわ」やからなぁ~。掛け軸にしても「$20で」って言うてまう私。(それはその人と何時間も一緒に過ごしたあかつきの、その人柄プラスそのアートが好きだったとうのも含めての結果)「んな分けはない」「じゃあ30で」お金もらうときもその人さりげなく「35」にしてたけど「5ドル」返したもん私。ああやんなっちゃうね、この性格。でも売るために創ったんじゃないからさぁ~~~。っていうか作品は帰ってきてほしくない。私その作品好きやったけど、長い間その存在すらも忘れてましたから。そういうもんよ。

そんでもカフェとかあんまり好きじゃないアートショウだと小さいものは$50から始まって、$1000とか最高は$3000とか言っちゃう私。強気というか投げやり。そんなんちゃうねんけど、そうせなあかん雰囲気を感じたり。なんかわからん眼に観えヘン闘いを感じる。作品創って後はアートディーラーにお任せしたい感じもするが・・・。お店とかに飾ってある小さい作品で$120する。私的には$50でなんとか売れるんじゃない?って感じやけど、値段をつける、それを創った本人は「もっと価値がある!」と思ってしまう。私もそうやった、そしてまだそういう感じも残ってる。どんなけ時間かかったかの問題になってくるととんでもない値段になる。そして勿論売れない。その作品もずっと永遠とそこにあるのだが。。。売れてない。悲しい。

こないだのアートショウでしりあった人から電話あり。すでにこの人とは値段交渉済み。やりやすかった。自分でも好きな作品、でも自分の手元においててもほんまゴミ同然。「お宝」じゃないから。ほんまに置いときたいものはまずShowなんかにだせへんし、だしても勿論誰も買わないであろうという値段をつける。好きは好きでもあきたら出すかもしらんし。人にあげるかもしらんし。(誕生日おめでとうかなんかで)作品いろいろ創ったものの、その後わざわざ取り出してみることはなし。昔なら「どこにもいかないでおくれ」で大切やったけど今なんて「はよ出て行ってくれ」で物置に閉まったまま。うちの壁にも部屋にも限度がある。君たちがいなくなったこの部屋はなんて広々としてるんだというのを、かつて一度知ってしまった。もお君たちをかくまってやれない。お行きなさい。

売れるまで次のものは創らない・・・それは私の肉体が厳しいでしょう。私は労働者ですから。明日は木をきるのか?釘をうつのか?そろそろ肉体的にウズウズ。

今日のお隣さんの名言「I think you wanna kiss me」そして最終的には「I bet you wanna kiss me」に。英語と日本語の違い。彼が私にキスをしたいのだ。でもその判断は私に任せるみたいな。。。お隣さんよごめんちゃい。あなたの左腕の聖母マリアにキスしときなさい。
Ring, ring, ring... 

ろ「今日、こないだ射殺された人のお葬式があるんだよ。考え中。ポリスからの報告でギャング同士の撃ち合いにあるかもしらんからお勧めはしないと」
私「行くの?」
ろ「たぶん」(行くね、こりゃ)
私「撃たれるかもしんから気つけて、これが最後のお話になるかもしれません」
ろ「大丈夫、今までも撃たれたことないから、僕は死なない」
私「わからんで、今までは今までやん、今日もしかして・・・」
ろ「OH, Thanks!縁起のいい話しをありがとう!」
私「自分だけは死ねへんとか思ってるわけ?死はいつも隣あわせやで。太陽と死の凝視は難しいで。沈黙(英訳)読んだんやろ?」
ろ「確かに。それより犬に噛まれたとこどう?病院行った?」
私「行ってないよ。痒いねん今」
ろ「ほらやっぱりヘンなばい菌が。チェックに行くのをお勧めします」
私「この痒みは治ってますよっていう証拠」
ろ「だったらいいけど、犬に噛まれて死ぬ人もいるからなぁ」
私「大丈夫、私は死なない」(ロブ太郎反応)
ろ「わからないよぉ、今はそう思ってても死は隣あわせだからなぁ」
私「OH, Thanks!」(オチもちゃんとつきました)
ろ「まだ行かないでください」
私「そちらこそ」

それにしても「沈黙」よかったよなぁ。
フェイラ:「誤魔化してはならぬ。お前は自分の弱さをそんな美しい言葉で誤魔化してはいけない。お前は彼等より自分が大事なのだろう。少なくとも自分の救いが大切なのだろう。(省略)お前は彼等のために教会を裏切ることが恐ろしいからだ。この私のように教会の汚点となるのが恐ろしいからだ」

自分は布教会から追放されるだけでなく、司祭としての全ての権利を剥奪され、聖職者たちからは恥ずべき汚点のようにみなされているかもしれぬ。だがそれがどうした!それがなんだというのだ!お前らに何がわかる!今までとはもっと違った形であの人を愛している。

同感。なんでもこいじゃ。私は退転者と呼ばれても結構です。今までとはもっと違った形で神・仏・人間・アートを愛している。
知らなかった。Every 3rd ThursdayがクイーンアンのARTWALKだったなんて。ロブ太郎と行く予定だったが電話がなる。「インタビューが長引いてるんだ、先に行っといてくれない?」最近はこうやってまめに電話をくれる。すごい変化だ。「さもないと君がイライラするからね」分かってんじゃない、イラチ満載よ。っていうか礼儀でしょ。(そういう時だけ礼儀を重んじる)っていうか人としてでしょ。(個人の尊重)っていうかイライラ通りこして呪いでしょ。っていうか私は基本的には待たない。一人でも行くからご安心くだされ。どうも電話ありがとう。

ということで知り合いのギャラリーにも行ってみる。またここのギャラリーがおもろないのって、でもついでやから行ってみた。メインストリートから離れているため途中で引き返そうと思ったが、そうこうしているうちに到着。今月はなかなかいいじゃないの。でもかしこまりすぎておもんないなぁ相変わらず。少しお喋り。知り合いのコメントにつっこみまくり。彼はアートディーラーであってアーティストではない。こんなアートギャラリーがあるから人はアートを「たいそうなもの」だと勘違いする。はは~Sucks.

メインストリートに戻って、雑貨屋さんへ。ミニキャンドルをもらう。それが一番嬉しかったかな、今日。こんなARTWALK友達誘わんでよかったよ。危ない危ない。ロバートも来れんで正解でした。

そもそも私がこの退屈なARTWALKに行った理由はこないだ知り合った友達が只今カフェでShowをしていてるため。これまた問題ありのShowで、最初は何の「問題無く」ことは運んでいたものの、3日後カフェ側から彼女の(3つの)ペインティングに対して「意義あり」。なにやら彼女のペインティングは「軍隊」「共産主義」とBAD IMAGEを与えるとのこと。おろしなさい!これに対して彼女は「何の関係もない。おろしたかったら勝手におろしたらええ」と反論。ほんと全然そんなんじゃないのにさ。おもしろくないよねぇ、そういう人達ら。3日後というのが怪しい。当初は3つと言ってたのに、今日聞いたところによると「全部問題です」になってた。きっとQ.A.のお爺・おバァからいちゃもんがでたと思われ。

自分等がそういうふうに見るからやん。そうとしか見れんか?自分等がいっちゃん危険人物じゃないの?たかがアートやん。何をそんなに敏感になっちゃってるわけ?それを選んだあなたは見る目があるのねぇ~ん。あんたらの方がお国のため、自分たちを守るために「人殺す」って。実際すばらしい「個人」を殺しにかかってるじゃないか。ああアホらしい。私の部屋の壁にかかっている彼女の作品。これは記念すべき初の他のアーティストの作品でまたこれがほのぼのココロが癒されるんだわ~。一生もってるね、これ。一つのスタイルでは収まらない彼女に万歳!

初めて会ったときから彼女の人柄に相通ずるものがあったし、歳も近い。身体にはタトゥーがいろいろ入っているものの、全然関係ないっしょ。いろいろ話しをしているときに後ろの首の付け根のブッダ刺青ををみせてくれた。やっぱりね。慈悲ただよってるよ~。2児の母よねぇ~ん。母は強しよねぇ。今日彼女はカフェに現れなかったが彼女を通していろいろ勉強になった。ありがたいことだ。
夜7時ごろいつものコンビニでお隣さんに出会う。外でしばらく会話。いきなりすごい雨。今週のシアトルは寒いのだ。彼は私がアートをやってるのは知っていて「いつも明け方までやってるね、ライトがいつもついてるし、窓から見えるけど、喋りかけれない変なオーラでてるよ。僕も2年まえまではいろいろやってたんだけどね。」そういう話もあって、そのまま彼のお宅拝見。うわぁ~。私のアートがしょぼく思える。ガックーん。最近はこういういい意味での刺激が多い。しかも私の隣の部屋にこんなすばらしいアーティストが住んでいるなんて!彼の専門はコラージュだった。しかも「エロ雑誌」専門。またそのコラージュが面白いのなんのって。メインはエロなんやけど、ジョージWブッシュやクリントンや金正日やらも入り混じりで総合的にJOKE。しかしこのコラージュただものではない。冷蔵庫のマグネットも全部自作。楽しすぎる。私もまたコラージュにもどりたくなった。サークルがあるのね、そういう。まぁ飽き性ってのは自分でも分かってる。ドローイングも面白い。クローゼットから出てくるわ出てくるわ変わったアート作品が。スンバらしい!でましたダンボール3D作品。やっぱりね。私もここ最近ダンボール3d作ろうと思ってたところ。

私がだいぶん前にゴミ置き場で拾ったキャンバス。そこにはもお一つの絵というかガラス絵があって、私もいろいろ考えたけど、なんせ運ぶのに重たいということでそれはそのままにしておいた。それがちゃっかりジャステぃんの部屋に飾ってあった。「ああ~これ~知ってるよ」もお一つの絵(私がとったキャンバス)は彼の友達が拾おうとしてたけど、数時間後にはなかったとのこと。それは私が速攻いただきました、そして速攻塗りつぶしましたと報告。

ジーザスと聖母マリアの飾り物が目立つ。それは立派ないかにもの「聖」な写真じゃなくて雑誌の切り抜きでフレームはまた違う雑誌を貼り付けたもの。聖と俗が入り混じり。彼の腕にも聖母マリアが入っている。色は赤一色。不思議な感じ。聞いてみる。「別にクリスチャンじゃないけどね。スピリチャルなだけ。友達感覚かな。」わかるわーそれ。私もブッダとか日蓮大聖人とか友達感覚。ただ笑ってくれたらええ。喜んでくれたらええ。そんなJOKEなアート作品で怒るような神様・仏様なんて嫌やしね。視野が狭いのぉって言うてこっちがしらける。ちなみに右肩にはドラゴンが。彼のそういう意見が嬉しく沈黙の話しを持ち出す。沈黙の劇的な「踏むがいい!」まで言うてないのに「僕だった踏むね、きっとジーザスもそういうと思う。踏んでもええよって。」私が今まさにそのことを言おうとしてたのに、私のパートを取るな!でもでも分かってるじゃない、あなた、そうなんですよぉ~。そんな踏んだことで怒らないって、ココロにあるんだよって。しかもその上でダンスまで踊ってみせるという。"Yea, I made a joke, god" he said. そうそうそれそれ。カタチじゃなく心にあるんよね。

日曜の深夜にやっているクリスチャンバイブル番組(Faith Center)を彼もみているという。それは私の部屋から聞こえてきたもので「一体彼女は何を見てそんなに拍手してるんや」と不思議におもったらしくチャンネルをあわせてみたところ、これかと発見。いかにもまじめなクリスチャン・バイブル学じゃなくて、あれはエンターテイメント入ってて結構おもろいとのこと。先週おもろかったよなぁと2人してリピート。ここから再現フィルム開始。

アパートの裏事情とかだれそれがチクリで要注意とか話しはいろいろもりあがった。ほんま笑うのが彼のライターと私のライターが同じ。自分の好きな面白い写真切り抜いてはりつけたり、たかが元値は$1やねんけど立派なアート作品。なんやったらドッチがドッチのんか分からん、なぜなら選ぶテイストも似ているから。こんなん初めて。私はこないだの帰国で空港ライター持込禁止とはしらず没収されたのを悔しく思う。できることなら保管しといて私が日本から帰ってきたときに返して欲しかったくらい。でもまぁええか、次もまたつくるし。

彼は今ライティングに夢中。狂気なライティング。是非オープンマイクをしてほしいくらい。ノートブックの表紙みただけでもわかるけど、自分の名前のステッカーデカデカと貼ったり、雑誌からこれまた切り抜いた面白い写真はりつけたり、自作の表紙をつくりあげている。全くおんなじ。しかも使ってるノートブックもおんなじやったりするから笑う。不思議というか嬉しい感覚というか、彼にしてもそんなカウチの下にそれを隠すぐらいで誰も取れヘンっちゅうのにナマエだけはしっかりでかでかと、なんやろうねこれ。わたしもそう。自分のナマエは外せないというか、それ自体が最高のアートマテリアルというか、自分の名前が大好きでね。っていうか自分自身が大好きでね。彼もそういう人間の一人。怒りをぶちまけたライティングやけどイラストもありで中身は大変面白いものになっている。7冊目というからすごい。

2時間後、んじゃ、お邪魔しましたということでうちに帰る。その間5秒未満。お隣さんは楽しいなあ。そうそう彼はいつも4AMに目覚ましをかけている。4時半にもお一度アラームがなる。まだおきないらしい。私がはらはら。いつも壁をドカンとたたいて起こしてやろうかとオモっていたが、それ今日打ち明けられてよかった。これからは「ドカン」と壁たたきますから、遅刻しないでくださいよ。

なんか最近嬉しいアート、楽しい人達ばっかり見ている。あしたにはCiciがサンフランシスコから帰ってくるし、KimのアートOpeningPartyもあるし。去年も私は後半からのってきた。前半はいつもSucksだ。やっぱり私はスロースターターなのかねぇ。夏やねぇ。シアトルそんなに悪くないよねぇ結局と最近思う。
午後2ブロック先に住んでいる友達に電話するとUPTOWN CAFEにいるということで、パーティの写真も見せたかったし私もお邪魔。

おお~コンピューターでお勉強か?この秋に大学へ編入するためのエッセーを書いてたらしいが・・・なかなか進まないらしい。そこの大学はクリスチャンスクールなのでその方針にあうような少しでもかするようなエッセイが涙ぐましい。

そこで私は「沈黙」のことを少々。いつの時代か江戸時代。沈黙を検索する彼女。彼女はすごい。「えーっと浮世絵」私「え?な・な・なんで浮世絵?」と聞くが返ってきた言葉は「浮き世絵のよってどんな字だっけ?」一応私も「世の中の世」というが「なんで浮世絵?」とまたもや質問。どうやら全然聞こえてないらしい。沈黙を検索のはずが最後の江戸時代=浮世絵に変身してしまった。浮世絵を「浮き」「よ」と区切る意味もわからん。出てきた結果、もちろんそこには沈黙のチンすらなく浮世絵情報ばっかり。「沈黙で調べたら?」「そうだね」沈黙無事でてくる。全然情報がすくないページを彼女はクリック。「え?なんでそこ?」先学期の彼女の一つのクラスは「リサーチ(英語)」だったが、時間かかるわけがなんとなく分かったような気がした。おもろ。

外でタバコをすっていると、見覚えのある顔。そうそうそれはこないだのパーティの♪とうりゃんせ♪BOYだった。まさかこんなすぐに逢えるとは。再会。テーブルの上にはスケッチブックが。笑ってしまうような下手糞な人間のデッサン。ありえへん。一応カタチどってみるものの、ありえへん。みればみるほど噴き出しそうだが、それにはふれないでおこう。が、しかしあまりにも私の下手糞さと似たものがあり、親しみがもてたので思わず聞いてしまった。「学校でとってるんやけど、もおー全然描かれへ~ん。難しいわぁ~。」と。私のデッサンも家族の者から「やめといた方がいい」とダメ出しくらってるのでその気持ちはよ~く分かる。それでも中学校の時は得意だった。

5分間デッサンでクラスメートが毎回入れ替わりモデルになるが私はモデルになったことがない。私はモデルにはなりたくなかった。なぜなら私はもっともっと描きたかった。その上達が自分でも嬉しかった。美術の先生もそれを知ってのことか、いつも私のそばでじっと見守ってくれてた。模写の時もそうだった。時間があいてはフラッと来てくれて、たかが30秒から1分ぐらい立ち止まっては何も言わずジーっと見つめる、そしてウンウンとうなずきながら去っていく。これだけのことが私にはすごく嬉しかった。私はこの先生が大好きだった。焼き物の時間、汚れたGパンで粘土を力一杯にこねてる姿がすごく格好よく、なにか強烈に惹かれるものがあった。それがある時期に結婚>妊娠>代わりの先生登場>大阪芸大出身の若造>やけに声がでかいやつ>無視・どうでもよかった。ヤツの「はじめまして」の演説がうざい。芸大がどうやこうや、自分がやっていたことを延々と語る。お前には全然興味がない。はやく授業にはいれ。

そいつの授業でプラスティック版画をすることに。私が描いた絵は「貧乏神」くれ~くれ~って15人くらいの飢えたガキんちょが手をだして迫ってくる絵。その絵をみてヤツは「お前は凄い!どっからこういう発想がくるんや、自分で考えたんか?」と聞いてくる。本を読んでその内容から想像して絵を描きなさいって言うたんはお前や。しょうもないな質問すんな、アホかボケ。芳野(旧姓)先生を返せ、私の美術の先生はお前じゃないっていつも思ってた。私は「お前」が嫌いや。ざまぁみろ。なめんな。お前がなんぼのもんやねん。しかも迷惑なことに美術部も引継ぎやがった。美術部は週に2回だったが、勿論私はこいつになってから一切行かなかった。なりきりで廊下で「クラブ来いよ」とか言われるがそういうのんがいっちゃんウザかった。芳野先生が戻ってきて、そいつとおさらばするとき、そのプラスティック版画はヤツが持って行ったまま。まぁ基本的にはええヤツやったかもしらん。学生気分の先生で生徒と一緒になって廊下走って、カックンしあいっこして他の先生に怒られてたし。その時は謝ってたけど、また走り出してたのを目撃。しかも私に向かって「しー」って指でしながら。あほかお前。今は長野かどっかでペンション経営してるとのこと。やつらしい。

そんなこんなで、12,3歳の時デッサンは楽しかったが、今は全然興味がないので私はしない。ある日、また描き出すときが来るかもしらんけどたぶん無い。でもそうとも言い切れん。まぁそんなこと今はしったこっちゃないけど、たぶん無い。
アートパーティの写真をプリントアウトした。そのまま友達のカフェへもって行くが、Ciciはいなくってその弟のJamesがいたので彼に写真をお見せする。このJamesはノンビリ屋・ほんわかBOYで髪の毛をかきあげるしぐさがなんともいえず、書く字もちっこいちっこい。いかにも女兄弟で育った感じで繊細な末っ子。ちなみにゲイではない。

今日のおもろかったJames語録。「んもー今(カフェに)飾ってる写真、ええねんけど、ポストカードみたいで3日で飽きた。やっと半ばか、おもしろくないんだよねぇ~、なるべく見ないようにしてる。」テンションが下がるらしい。このJamesのコンプレインがいつもおもしろく、今日は他のスタッフはいなかったが、ひどい時はみんな口をそろえて「最悪や~今月。ワーストはこれ。」こわいこわい、アーティストなバリスタの目は肥えている。NO JOKE。

夜お風呂に入って「沈黙」をよんでいるとロブ太郎から電話。声がかなり疲れてる。こないだの事件のこと書き上げてさっきウェブサイトに更新したよとのこと。え!もお明日の新聞に出ちゃうわけ?はや。日曜日も調査してたんやね、やっぱり。ジャーナリストは真実を語る。コラムにはのせていない細かい事情も教えてくれた。

事実はこんな感じ。最初Drive-by-Shootingかと思われてたが、ほんまは道端での喧嘩を止めようとして、顔に4発打たれたとのこと。怖すぎる。即死。そしてその(道の)コーナーのビルディングはアル中リハビリセンターだった。あの酔っ払いの男・・・納得。犯人2人はヘリコプターのポリスによって追跡される。おおーこれはまさにSouth Central L.A.なみだ。セントラルディストリクトの夏はNO JOKE.というよりもはやこの世の中NO JOKE.

人々は怒りに満ちている。♪なんでだろう・なんでだろう♪ 今日も道端でこんな人を見た。カバンのジッパーにプラスティックバッグ(ビニール袋)が絡まって閉めれない。まぁイライライするんは分かるけど、すごいネガティブパワー炸裂中でそんなに大声はりさけて罵らんでも・・・。その罵りあなたにお返しします。山彦さん出番ですよ。

早くもロバートのコラムに対してリーダーの意見が投稿されている。「朝の4時にそんなとこ行くなんて危険も承知なんですね。賢くないです。」うーん、これはまさにロバートも私も反省してます。がしかし、現場検証に立ち会った私としてましては、4時までかかったんです。パーティが終わり、その後何らかの必然的な流れでそういうことになってしまったわけでありまして、あの日あの時あの場所に行かなければそういう人たちにも出会えないわけで、次の日のお昼ともなると話はどんどん持ち越されていくわけで、私も私も私が一番(MEMEME)貴重な体験ができたわけで。危険でしたが行ってよかったです。スケジュール組んでいくような、コンセプトどおりにいくようなものではないんですね。直感とでもいいましょうか。リーダーのみなさんは私の存在を知らない。なんやったらあの現場へ向かわせたのは私の何らかの力も加わってるかもしれません。そういうの見ときなさい・眼に見えないものも観ときなさい・そしてその空気を感じなさいかなんかで。はいほんとアリガトウゴザイマス。かなりあの弾痕わすれられませんし、そこにいた「人間」との会話そしてナマの声。故人がどういう人物であったか。コラムはあくまでも結果です。そのプロセス・ロバートという人間を私は更に深く知ることができてアリガトウゴザイマシタ。これからはロブ太郎ではなくロブ様です。明日も生きていてください。NO JOKE.
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(C)楽しくないことやらない派 ブログ管理者 びえん
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