ロングラン

今日の仕事は幾分かマシ。ってそれは私だけやけどね。周りの様子はごっちゃごっちゃでむやみやたらに忙しいったらありゃしない。会社に使われて忙しいだけなのに、なにをそんなに必死こくかね？ああ、阿呆らしい。つい数日前まで全力ポジティブだったスーパーヴァイサザーもだんだん雲行きが怪しくなってきた。知ってた知ってた、そんなの昔から。数字だけは順調にあがってて、この様子だと目標もなんなくクリアー！だったはずが、今日がたんといきなり落ちたね。知ってた知ってたそんなの前から。そう事はうまくはこばんわいな。キミたちコレ短距離競争じゃないんやからね。ああ恥ずかしい実態。

今日も離れ小島で１人だけウキウキと黙々と暗闇のなか仕事。この離れ小島はほんといい場所で行き交う人々を「ちょっとちょっと」といって引きヅリ込めることができるのです。狙った同僚（とくに今まで縁が薄かった人達を対象）と親密な関係が作り出せる場所なんです。ラッキー。使わない手はないでしょう。

まぁそれにしても、相変わらず次から次へと大変ですわ。オペレーションマネジャーが今日で辞めます宣言したらしい。どうもマネジャー軍団の様子が昼ぐらいからおかしいなぁとは思ってたんやけども。タイラーくんもだんだんふてくされモードでチラホラやけくそ。プロダクションマネジャー・ミリアムもやけくそ。スーパーヴァイザー（女）もやけくそ。そんな年上の女子に囲まれて、普段はケツにひかれてるタイラー君も今日は店長男の意地をみせました。だがものすごくたよんない。私の離れ小島の真横でミーティングが急遽はじまる。「私やったらきかれてもええんかいな？」的気分。もしくは「あのコは英語がわからないからセーフ」みたいな？どっちなんやろうと考えてる間に話しは早くにして見失ってしまった。

そんなタイラーくん、今日の仕事の最後になって不意に訊ねてきた。「調子どう？」」「イッツ・オーケー（まぁいいかな）」「たったのそれだけ？」それだけに決まってるやろ。去り際にタイラー君と目もあわせず「ロングラン｣という言葉が口から出た。タイラー君の気配がフリーズ。私も自分自身にビビッた。タイラーくん、噛み締めるように「ロングラン・・・」とリピート。Mission Completed（任務終了）.　だれからに伝えられて良かった今日の気持ち。