夕日

シアトルセンターで毎年毎年恒例のバンバーシュート（音楽フェスティバルとでも言うとこか）。なんか毎年毎年有名人？有名バンドが来るらしい。全然興味ない。入ったことない。でも今年は、ヴィジュアルアート・入場料無料というのを知ったので行ってみることに。10分もあれば着くであろう距離。

歩くこと3分。やたらと長く感じるこの道。いやぁ～あれやねぇ～、目的地がばっちり分ってて、それに向かって歩くって苦痛やねぇ～。寄り道がしたくなる。夕日が素敵だわぁ～ん。だめだめ、前をしっかり進めまっすぐ。

そうこうしてるうちに着く。が、いつもの入り口ブロック！表の入り口へと。ホールに繋がる階段を上る。余裕。が、しかし、ここもブロック！どこから入るんじゃ。さらに奥へと。が、くるっと巻き返して出口からでてきた女性に入り口を聞く。

え”～～～～。え～～～。え”””～～～～。テンション下がるわ、すぐそこやのに。めっちゃぐるっと一周せなあかんやんけ。その一周する時間があったら、夕日をおっかけて反対方向歩くわ。つまり家方面。っていうか、そこまでして行きたいんか私？で、その女性に「どうもありがとう」と言ったら、「どういたしまして！」と日本語で。おっ！という顔の私。「またね！」と彼女。「は～～～い」と私。

Ｖｉｓｕａｌ　Ａｒｔｓのルーム、完全に行く気力を失ってしまった。だってだって、夕日があまりにも素敵すぎて。とろけるようなあの色。あの色にかなうものはないでしょう。これは言い訳ですかね？んにゃ、あの夕日は素敵だったでしょう。眺める価値ありました。